Z世代の約9割!「職場がアナログな環境」はちょっとイヤ…。アンケート結果から明らかに

現場DXプラットフォーム「カミナシ」が実施した、「新卒で入社した企業におけるDX推進実態と就職・転職の動向」に関する調査の結果をご紹介します。「職場がアナログな環境」だと入社意向が下がると答えたZ世代は約9割! 調査では、企業のデジタル化・DX推進実態や、Z世代の若手社員の就職・定着・転職への影響などを明らかにしています。

会社の「デジタル化・DX」進んでいますか?

パソコンを操作する女性

出典snapmart.jp

突然ですが、みなさんの会社では「デジタル化・DX」は積極的に推進されているでしょうか。
 
業務のアナログからデジタルへの変換という意味での「デジタル化」、そしてデータやデジタル技術を使ってビジネスモデルそのものを変革していく取り組みである「DX」。
 
多くの企業で着々と浸透しつつありますが、まだ100%とはいかない模様です。Z世代の入社意向に関する調査

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現場DXプラットフォーム「カミナシ」を提供する株式会社カミナシでは、18歳から27歳の若手社員400名を対象に「新卒で入社した企業におけるDX推進実態と就職・転職の動向」に関する調査を実施。
 
勤務先のデジタル化・DX推進状況や、ノンデスクワーカーとデスクワーカーの現状、企業のデジタル化・DX推進実態とZ世代の若手社員の就職・定着・転職への影響や関係性を明らかにしています。
 
本記事では詳しくアンケート結果をご紹介します。

「新卒で入社した企業におけるDX推進実態と就職・転職の動向」に関する調査結果

「アナログな業務が多い職場環境」だと入社意向が下がる若手は約9割!

「アナログな業務が多い職場環境」だと入社意向が下がる若手は約9割!

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まずは「自分が入社を希望する企業がアナログな業務が多い職場環境だとわかった場合、入社意向度に影響はありますか?」という質問から。
 
「入社意向度は著しく下がる」(11.3%)、「入社意向度は少し下がる」(43.5%)、「入社意向度はかなり下がる」(33.3%)、「入社意向度はまったく変わらない」(12.0%)となり、約9割の回答者が「デジタル化・DXに取り組んでいない企業に対する就職や転職時の入社意向は下がる」ということが明らかになりました。
 
企業の理念ややりたいことに魅力を感じて希望したにも関わらず、実際の職場環境を知って幻滅してしまうZ世代も多いようです。

「新卒の勤務先でデジタル化・DXが進んでいない」と感じたZ世代は5割以上!

「新卒の勤務先でデジタル化・DXが進んでいない」と感じたZ世代は5割以上!

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「入社直後、勤務先でデジタル化やDXは進んでいると思いましたか?」という問いに、「あまり進んでいないと感じた」(38.8%)「全く進んでいないと感じた」(17.0%)と、少なからず進んでいないと感じたZ世代は55.8%となりました。
 
随分と浸透してきたデジタル化ですが、まだまだ半数以上のZ世代が「遅れている…」と感じているようです。

ノンデスクワーカーの約6割が「デジタル化・DX」の推進実態に不満

ノンデスクワーカーの約6割が「デジタル化・DX」の推進実態に不満

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さらに「新卒入社した勤務先をすでに退職・転職しているノンデスクワーカー」に絞って調査した結果がこちらです。
 
「新卒で入社した勤務先でのデジタル化・DXの推進実態」についての回答を抽出したところ、「あまり進んでいないと感じた」(32.1%)が最も多く、次いで「まったく進んでいないと感じた」(30.2%)となり、62.3%のノンデスクワーカーが「新卒で入社した勤務先ではデジタル化・DXが進んでいない」と感じていることが明らかになりました。
 
退職・転職の理由はもちろんそれに限ったことではないですが、不便な職場環境が原因のひとつとなって離職を決めた、ということはあり得そうです。

デジタル化・DXしたい業務の1位は「報告書や業務日報」などの日常業務

デジタル化・DXしたい業務の1位は「報告書や業務日報」などの日常業務

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では「職場がデジタル化・DXが進んでいない」と感じた若手社員は、どのような業務をデジタル化・DXしたいと思っているのでしょうか。
 
こちらは、「新卒入社した勤務先でデジタル化やDXが進んでいない」と回答し「その勤務先でデジタル化やDXを推進するプロジェクトができた場合、自分も参加したいと思いますか」という質問に「参加したい」と回答した人の意見だけを抽出した結果です。
 
「日常業務(報告書や業務日報など)」(72.4%)が最も多く、次いで「勤怠管理(タイムカードやシフト、休暇申請)」(53.0%)、「情報共有やコミュニケーションツール(チャットツールやグループウェアなど)」(48.5%)となりました。
 
紙での報告や、対面での会議など、毎日行うにもかかわらずデジタル化できていない部分に不満を持っている現状が伺えました。

満足度が高い職場で行われている「デジタル化・DX」の取り組みは?

満足度が高い職場で行われている「デジタル化・DX」の取り組みは?

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一方で「満足度が高い」職場ではどのようなデジタル化・DXが取り組まれているのでしょうか。

ノンデスクワーカーとデスクワーカーそれぞれにおいて、新卒入社した勤務先の満足度が高く、かつデジタル化やDXが進んでいると回答した人だけを抽出。勤務先でデジタル化やDXが進んでいると思った業務について調査しています。
 
その結果、ノンデスクワーカーは、「勤怠管理(タイムカードやシフト、休暇申請)」(62.1%)、「日常業務(報告書や業務日報など)」(51.7%)、「情報共有やコミュニケーションツール(チャットツールやグループウェアなど)」(39.7%)が上位に。
 
デスクワーカーは、「情報共有やコミュニケーションツール(チャットツールやグループウェアなど)」(75.0%)、「勤怠管理」(70.0%)、「日常業務(報告書や業務日報など)」(56.7%)という結果となりました。
 
順位や割合は違えど、ともに上位にランクインした取り組みは同じ。ノンデスクワーカーの情報共有をデジタル化するのは、やや難しい側面があるのかもしれませんが、それでも上手にデジタル化を活用していきたいですね。

Z世代の意見から職場環境の見直しを

スマホを手にしている就活生

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デジタルツールを活用せず、紙書類が多く非効率と感じる「アナログな職場」に対する不満が見え隠れする本調査。
 
厚生労働省の調査によれば、3人に1人が新卒で入社した企業を3年以内に離職するといった状況もあるそうです。
 
優秀な人材の確保はもちろん、定着のためのひとつの指標として「デジタル化・DX」が挙げられます。
 
アンケートで垣間見えたZ世代の意見から、若手を満足度を上げるためにそれぞれの企業・勤務先が実施するべきことのヒントも見えてきそうです。

【調査概要】
調査対象:2020〜2023年に新卒入社(社会人1年目)で勤務した職場で、ノンデスクワーカーを経験した(勤務時間の半分以上をデスクに座ることなく現場で業務に従事していた)200人およびデスクワーカーを経験した(勤務時間の半分以上をデスクに座って業務に従事していた)200人(男性106名、女性294名)
調査方法:インターネット調査
調査主体:株式会社カミナシ


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